うつ休み前の私④
前回に引き続き、社会人として働いていたころのことを書かせていただいております。
- 仕事内容
- 働く時間
- 人間関係 までについてこちらからどうぞ。
- お休み事情
- 突然の1カ月休みについて
- 1カ月のお休み中 までについてはこちらからどうぞ。
- 通勤方法の変化
- 働く時間の変化
- 仕事量の変化 までについてはこちらからどうぞ。
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私と上司の関係
3年間、私の上司は変わらず同じ方でした。
40代の独身女性でクールビューティーな感じ
とても仕事熱心で性格も職人気質な感じ。
20年くらいこのお店に勤めていて、オーナの次に偉い方になります。
よく家族の方もお店に顔を出して仲良くしてくれました。
それでも、私とその上司はあまり気が合わず…"(-""-)"
最初のうちは気さくに話してくれて、仕事内容も丁寧に説明してくれていたけれど最後のほうは「これね」とか「なんでやっといてくれないの?」みたいな…
説明しなくても動けて当然みたいな、、、
いやいやいや!言ってくれないと分からないんですけど!
そして若干気分屋なところもあって、私が朝「おはようございます」と挨拶しても 返ってこない日は『ヤバいな…』という感じで、朝忙しいから って言うのもあるけど 1日中ピリピリして、小さなミスもクドクドと説教が始まります。
このお説教が私は苦手でって得意な方はあんまりいないですよね(笑)
ド正論を高圧的に一方的に言い聞かせてる感じで…
そして、私は1回も反論することが出来なかったです。
これは年数を重ねていくうちに増えていき、私が辞める1カ月前とかは 毎日話し合いという名のお説教が続きました。
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私のSOS
3年間風邪をひくこともなく、インフルエンザにもならず…
なので仕事をほぼ休んだことがなかったです。
そして、私は“仕事の愚痴”を友達にも家族にも、
もちろんお店の人にも言うことが出来なかったです。
それは、何も言わずに頑張っているアピールとかではなく(笑)
お店の中の事を知らない人に愚痴を言うのためには、なんとなく ハードルが高かったんですよ。
- いちいち人間関係とか一から説明しなくてはいけないという事の面倒さ
- 聞いてくれたとしても上司から言われていることは、ド正論でしかないこと
- そして自分の中でそれでも頑張ることが当たり前という考え方があったから
- 周りの人の愚痴を聞いていて自分はマシな方と思っていたこと
そんな中、一度だけ私にSOSのチャンスが訪れます。
上司の説教中に「出来ないんならちゃんと言って!」と言われます。
私は『出来ない』という事を報告することを恐れていました。
なのでこの言葉に救われます。
「出来ないです。」と初めてしっかり上司に言いました。
上司はなんだかんだやってくれると思っていたのか、少し沈黙が流れました。
しかし「出来ないじゃダメだよ。社会人なんだから、自分で仕事の管理をしてやることやらないと」と言われてしまいました。
私の最大級の勇気を振り絞って出した言葉はあっけなく否定されてしまうことになりました。ちーん( ノД`)
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大きなミス
はい。私、やらかしました。
車を傷つけてしまったのです。
100%私が悪いですね。
ペーパー歴3年の私が 突然車に乗ることになって、6~8回助手席に座ってもらい練習させてもらったけど、サイドミラーをしっかり見ないままバックしてしまい車の右後ろを大きく擦ってしまいました(´×ω×`)
そしてその事をすぐに報告できなかった(´・×・`)
100%私が悪いですね。はい。本当にごめんなさい。
「傷つけても大丈夫だよ~」と言われていたとはいえ、言わなきゃ言わなきゃと思って、思っているだけで終わってしまいました。
その事に気づいたのは、私の上司で休日だった為 メールが届きました。
「これは一体いつやったんだ?」という感じで
私はすぐメールで謝りました。
「擦って傷つけてしまったこととすぐに言うことが出来なかったこと。
本当に申し訳ございませんでした。」という感じで、すると上司から返信が…
「初心者だから もしかしたらぶつけてしまうかも という覚悟は オーナーさんにあるけれど、オーナーさんが貸しているわけだから やはりぶつけてしまったなら その時に謝り、どうしたらよいのか私でもオーナーさんにでも相談するのが本来の対応だと思うよ。“ぶつけてしまいすいません修理に出しますか?”とか“車用の塗料ペン買ってきます。”とか、ただ“ぶつけましたすいません”だけではなく自分ができることは何なのかを考え誠意を示さないとオーナーさんとしても残念な感じになるよね。オーナーさんがどういうかはオーナーさん次第だから、そこはちゃんと考えて明日オーナーさんに話してください。私からの助言は以上。」
ド正論!!!
正論という名の凶器ですね。優しさのかけらも見せないぜ( ノД`)
心に刺さりました。病みました。自分を責めました。
これ以上償う方法は死ぬしかない。とまで思いました。
お金で済むなら全財産渡せばいいのか?!足りるのか?!と、いろいろ悩みました。
(当時)社会人歴2年半の私はもうこれ以上どうしていいのかわからず、泣きながら母に電話で相談しました。
うちはずーっと両親共働きなので母でも社会人歴は30何年とかになります。
母は「とりあえず朝早く行く事とそしてしっかり謝るしかないよね」という助言をくれました。
次の日の朝、出勤時間よりも早く行きオーナーさんへ話をしました。
涙が止められない状態にありました。
少しでもそのことを考えると涙が止まらなくなってしまうのです。
流石に泣きながら謝れないと思い、一旦治まった時に謝りに行ったのですが、オーナーさんの顔を見た瞬間また涙が溢れてきて、結局泣きながら謝ることになってしまいました。
オーナーさんは一言聞くだけで「あぁもういいよ大丈夫」と言ってくれました。
修理や塗料ペンの事も言ってみたけど「いらない。いらない。」とあっさり。
「運転が正常に出来るようであれば傷は大丈夫だから!ただタイミングだけな。早めにちゃんと言ってくれればいいから」ということでした。
あっさりすぎて、なんか逆にビックリ(*_*)
本当に、その一言だけでこの問題は収まってしまいました。
まぁ、退職後に車の修理代として 修理代の4分の1の5万円が給料からとられてしまったのだけど…保険入ってなかったのかな
次へ続きます。(最後の予定)