将来の夢について
子供の頃
「将来の夢は?」
と、聞かれることが苦手だった。
それこそ、言葉を覚え始めた"3歳"とかから聞かれ始めて、学校でも節目節目に聞かれて、親戚の年に1回くらいしか合わないようなおばさんにも聞かれ、大人になった今でも稀に聞かれることがある。
他人が何になりたいか、
何になるのかなんてどうでもいいでは無いか。
とかいう私も、誰かに聞いた事があったりなんかして…
きっと夢のある話が聞きたくて、そんな事を聞いてしまうんじゃないかな?なんて思う。
それでも聞かれた方はたまったもんじゃない。
どんな解答をしようと、無責任に期待を押し付けて、立派な大人になるだろうなんて
…やめてくれ。
そんな私の子供の頃の将来の夢は
卒園文集「保育園の先生」
小学1年生「アイドル」(モー娘にハマってた)
小学6年生「探偵」(コナンにハマってた)
中学生「漫画家」(バクマン。にハマってた)
高校生「声優」(一応養成所に行ってた)
専門1年「地味な喫茶店のオーナー」
専門2年「臼井に住みたい」
………あれ?ケーキ屋さんは??笑
あんがい"そんなもの"である。笑
私の前職はケーキ屋さん(パティシエ)であるが、小さい頃からの夢であった訳では無い。
私が思ったのは、
タクシーの運転手さんは最低でも18歳になって免許を取らないと[車を運転する楽しさ]はわからない。
一流のワインのソムリエさんでも、20歳以上になってワインを飲めるようになってからじゃないと[ワインの美味しさ]には気づけないんじゃないかと…。
"小さい頃からの夢を叶えること"の素晴らしさを唄う人は多いけれど、皆が皆"そう"ではなくて、大人になってからやっと自分の方向性を見つけると言うのも悪いことではないんじゃないかなと私は思っているのです。
なので、
将来の夢という言葉に振り回されなくていいよ。と思う。
目的や目標が見つかって初めてやらなきゃいけない事が分かってきたり、自分の道みたいなのが分かっていくんじゃないかな?
自分の持っている感性や環境は自分にしかないものだから、その中でどうやって生きていくのか。
だから私みたいに 将来の夢という言葉 に飽き飽きしている人は、周りの人がどんなお仕事をしてるのか、どんな風にお金を稼いでいるのか、逆に聞き返してしまえ!って思います(笑)
色んな人の生き様を知るのはきっと楽しい事だと思いますよ(´∇`)