父と娘の関係
父と娘の関係はいつだって複雑だ。
小さい頃
私は小さい頃は父の事が大好きだった。
仕事が忙しく、夜遅く帰ってくる父とは会えない日も多かった。
それでも土日になると一緒に遊びに公園へ行ってくれたり、お勉強を教えてくれたり、父の話は面白かったし子供にもわかりやすく話すのが上手だった。
友達からの人気も高く、授業参観に来てくれた時なんかはよく懐かれていた(*´ω`*)
酔って帰ってくると絡まれたりするけど、それも含めて面白くてからかって遊んだりした。
夏休みやお正月は父の実家である山梨に、親戚が皆集まって従兄弟と遊んだり大掃除をしたりたのしかった!
中高生の時
中高生になると父親の存在を「ウザい」と感じるようになります。ほんと酷い話です(笑)
でも、当時の私からしたら「ろくに家に居ないのになんで上から目線で私に指図してくるの?」という気持ちでした。
父の言葉は全てシカトしました。
素直に受け取ると傷つくと分かったからです。
父は独り言なのか話しかけているのかよく分からない話し方をしていました。
嫌味に受け取れるような言葉も多かったです。
父も私もひねくれ者でした。
最近
働き始めてやっと父の気持ちを少し理解する事が出来るようになっていきました。
仕事をすることの大変さ。
家族を養うということの責任。
父親という立場の難しさ。
社会人の先輩として、父の話をまた聞いてみようと思えるようになりました。
嫌いなところ
それでも私は、父のデリカシーのない所が嫌でした。
この間も、特に用事もなかったから一日中パジャマでいたら
「一日中ずっと同じ服で居るなんて囚人服みたいだな」
と話しかけてきた…。
は?
嫌味かと思うくらい、センスのない言葉遣い。
腹が立ったけど、悪気がないのは分かっている。
いつだって、そういうちょっとした事に腹が立ち それが分からない父が嫌だった。
まぁ、私ももう大人になりました。
実家に出戻って居候させてもらっている身。
多少は寛大に生きていきたいと思います。
父も年を重ねて、いつまでも一緒にいる時間が作れるとは限らないわけですし…
一応親孝行するまでは長生きしてほしいな…